【メンタル】クラス替えが最悪だったときの考え方。不公平では?担任・友人問題について

こうした要素が重なると、気分が落ち込んで当たり前です。
でも、大丈夫。そんなときの考え方と対処法を一緒に見ていきましょう。
クラス替えが「最悪」と感じるのは普通のこと
まず最初に伝えたいのは、「クラス替えが嫌だ」と感じるのはごく自然な反応です。先生時代によく相談に来る生徒が居ました。
普通のことですので安心してください。
人は「環境の変化」にストレスを感じやすいです。慣れていた友達や安心できた前のクラスから変わってしまえば、誰でも不安になります。
無理に「前向きに考えなきゃ!」と思わず、「ちょっとショックだな」「嫌だったな」と感情を受け入れてあげることが第一歩です。
合わない先生・担任に当たったときの考え方
「今年の先生、めっちゃ厳しそう…」
「話が通じないタイプかも…」
そんな風に担任に対して不安を感じたら、以下のことを思い出してみてください。
ポイント①:先生も「生徒のことを知らない」状態からスタート
先生も、クラス替え初日は緊張しています。最初はぎこちなくても、お互いを知っていくうちに関係が変わることも多いです。
苦手そうに見えても、案外「話してみたら優しい」ということはよくあります。
怖い先生や怒る先生ほど、生徒思いなことも多いです。
ポイント②:苦手な先生は、”対応力”を鍛えるチャンス
どんな先生にも「良い面」と「苦手な面」があります。そのバランスに合わせて行動を調整するのは、社会に出てからも役立つスキルです。
もちろん理不尽なことを我慢する必要はありませんが、「こういう先生にはこう対応すればいい」という“対応スキル”がつくと、どんな環境でも生きやすくなります。
苦手な人と関わる場面は大人になってからもあります。その練習だと思って頑張ります。
仲の良い子がいないクラスだったとき
一番ショックなのは、親しい友達が全員別クラスになること。
でも、安心してください。同じように「誰もいなくて不安」と感じている子が、あなたのクラスにも必ずいます。
ポイント①:人間関係は“最初の2週間”が勝負
クラスの雰囲気や交友関係は、最初の2週間でだいたい決まると言われています。
この時期に無理に明るくする必要はありませんが、もともとの友達のところに行くより、新しい友達を作る準備を進めましょう。
- 軽くあいさつしてみる
- ペアワークのときに笑顔で声をかける
- 同じタイミングで動いた子と一緒に行動してみる
こういった小さな一歩が、居場所づくりに役立ちます。苦手な事にも挑戦できる・変わる事ができるのが4月です。
ポイント②:前の友達と“切れるわけじゃない”
別クラスになったからといって、仲が終わるわけではありません。
休み時間や放課後、SNSなど、クラスを超えて関係は続きます。むしろ「話せる時間が減ったからこそ、大切にできる」関係になることもあります。
今のクラスでもうまくいかなくても、元々の友達をもっと大切にして過ごせば良いのです。
今の「最悪」は、後から意味がわかることもある
「このクラス、ほんとに最悪だ」
そう思った1年でも、終わってみれば「案外よかったかも」と思えることがあるのが学校生活です。
今つらくても、それが新しい出会いや成長につながる1年になる可能性もあります。
無理に好きにならなくてもいい。でも、少しずつ、自分にできることから始めてみましょう。
おまけ:それでもしんどいときはどうする?
それでもメンタルが限界、しんどい…と感じたときは、無理せず信頼できる大人(親・先生・スクールカウンセラーなど)に相談してください。
メンタルは“頑張り続ける”より“休む力”が大切です。
相談は誰でも良いです。大人たちは連携して対応してくれます。連携して欲しくないときはそのことを相談の時に伝えましょう。
話を聞いてもらうだけでも、心の負担は減るはずです。
おわりに
クラス替えが最悪だったときこそ、人として大きく成長できるタイミングです。
- 苦手な担任 → 対応力を伸ばすチャンス
- 友達がいない → 新しいつながりのはじまり
- 最悪な環境 → 価値観が広がるきっかけ
落ち込む気持ちを否定せず、でもほんの少しだけ前を向いて、1年をスタートさせてみてください。
つかさの教室は、そんなあなたを応援しています。ファイト!