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教師からの転職理由。本音と伝え方・考え方を紹介

櫻井 司冴
  • 教員からの転職理由が知りたい
  • 転職理由の考え方を知りたい

こんにちは、つかさの教室のつかさです。

この記事は教員の転職活動にお悩みの方に向けて、解決策を紹介します。

櫻井司冴(さくらいつかさ)
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私自身、教員からフロントエンドからバックエンドまで手掛けるITエンジニアに転職しまた。

教員からの転職で給料も上がり、残業時間も減ったので、自分時間も確保することができるようになりました。

まあ、「やりがい」といわれる部分が減るのも事実。生徒との関わりの中でしか得ることのできない幸福感はもう得られません。教師とは違い民間企業なので、金、金、金という感じです。もちろん後悔もあります。

本当に転職したい人向けに記事を書いていきたいと思います。

教員が転職を考える理由【本音】

  • 長時間労働×給料への不満
  • 評価制度の機能不全
  • 将来性に対する不安
  • 人間関係の問題

一つずつ紹介していきます。どれも納得できる理由ですが、勤務先の校種によって少し変わるのではないでしょうか。

私は、中学校教諭でしたので、授業準備に時間がかかる部活動で放課後の時間0というところが一番のストレスだったように感じます。

忙しい時期は、毎日9時近くまで学校に残り朝は6時から授業準備をしていました。「こどもたちのために」という思いで働き続けました。

小学校の先生は、勤務時間のほとんどが児童とともに過ごす時間で準備の暇はないでしょうし、高校の先生は生徒指導や進路の問題×部活動でお忙しいことと思います。

長時間労働×給料への不満

毎日朝早くから夜遅くまで働いていませんか。

土日には部活動の指導や教材研究などの授業準備に追われ、プライベートの時間を確保するのが難しいですよね。

給特法のおかげさまで、教員の給料は残業代や早朝手当などがあらかじめ見込みとして給料に上乗せされています。実にありがたい。

どれだけ長く働いたとしても残業代などが一切支払われません。私もそうでしたが、長時間働きたくないのに、働かざるを得ない状況が出来上がるわけです。

教員の平均年収は給特法もあり、サラリーマンの平均より少しだけ高いですが、労働に見合った対価が欲しいです。

評価制度の機能不全

公立校の教員であれば年功序列であり、勤務年数が長くなるほど年収が上がっていきます

公務員なので、「どれだけ子供のためにつくしても」給料は変わりません。

自分の方が成果をだし、事務仕事をこなしているのに、給料が上がらない。これも転職理由にあります。

将来性に対する不安

「教員からの転職は難しい」とよく言われています。

理由としてよくビジネススキルの欠如が挙げられます。

評価制度が機能不全ななか、どのようにスキルを磨いていくのか不透明なのです。

部活動で全国出場した。⇒指導者ではなく生徒がすごいのでは
研究が認められた。⇒教育系の研究職に向いているのでは?

教員としての実績が上がっても、内輪での評価が上がり、分掌が増えたり、役職が付くだけ。

そう考えると将来が不安「本当に教員としてこのまま働いていていいのか?」と考え、転職を考えるケースもあります。特に若者に多いです。

人間関係の問題

教師は以外と多くの人間とかかわる仕事です。多くの時間関わる順に

  • 児童・生徒
  • 教職員
  • 保護者(なかにはモンスターペアレントと呼ばれる人も)

これ以外にも教員は、総合的な学習の時間などで、対外的な人ともかかわります。職場体験や学校行事、地域の人、部活動関係の人…。挙げればきりがありません。

人と接する機関が多いため、人間関係の問題が起こる可能性が高いのです。

生徒との信頼構築がうまくいかない
モンスターペアレントと呼ばれる保護者の対応で長時間勤務
管理職が教員のみかたになってくれない
同僚からのいじめ

人間関係に関する不満があっても異動がない限り、その学校で働かないといけない。

転職理由と退職理由について

転職の理由と退職の理由は明確に違うので、意識して考えてみましょう。上で紹介したのは退職の理由です。

転職の理由なぜ転職をする必要があるのか
退職の理由なぜ会社を辞める必要があるのか

退職したい理由なんてたくさんありますし、「しんどいから」で十分だと思います。

しかし、転職を考えているならもっとポジティブな理由がないと転職活動が大変です。

考え方は「なりたい自分と現在の自分のギャップをなくす」

なやみ
なやみ

本当は◇◇なりたいのに、(退職の理由)だから、むずかしい。◇◇になるために転職を決めました。

本来あるべき自分になるために、必要なものを得るために、転職をするのです。

今ある環境に満足しているなら、転職の必要はないでしょう。

転職理由の考え方

退職の理由=転職の理由だと悪印象です。

考えてみてください。

  • 残業が多いからやめた
  • 人間関係が悪かったのでやめた

これをそのまま伝えられると、「すぐ辞めそう」と思われがち。

本音の転職の理由が「残業時間」「人間関係」の不満があったとしても、そのままいわず、うまく伝える必要があります。

転職の理由を考える際のポイント

簡単です。「ポジティブな表現にいいかえること」です。

あなたは、どんな風に仕事がしたいですか?教員の勤務で何が障害になりましたか?どんな自分になりたいですか?

これを文字に起こしてみてください私の場合は、こんな感じ。

つかさ
つかさ

教師という仕事にはとてもやりがいを感じているのですが、幅広い知識を教えることが中心となり、深い知識や技能が身につけられないと考えました。

自身の専門性と技能を磨き、ITに強い人材になりたいと思ったため、転職を決意しました。

長時間労働で悩んでいる場合は、「自分自身のスキルアップに使える時間が限られていた」。

人間関係に悩んでいた場合は、「より一層交流を広げ、豊かな人間関係を構築したい」。

興味のある業種につくなら、「○○するのが小さいころからの憧れでした。学校で生徒(児童)とかかわる中でやりたいことを仕事にできることは素晴らしいことだと気づき、転職を決意しました」。

色々言いかえできますよね。教員の皆さんならもっとうまく言い換えられるかもしれません。

転職活動について困ったら?

周りの人に相談するのもいいでしょう。「転職なんてやめておけ」という人の声も聞くものいいかもしれませんがほどほどに…。

周りに頼る人もいなく、転職の理由が思い浮かばないときは、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか?

転職エージェントには素直に話しても大丈夫です。転職活動頑張ってください。

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